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- 危険を伴う切羽(掘削面)への作業員の立ち入りを不要とする、遠隔操作での穿孔(せんこう)作業を見学
大林組では、機関投資家や証券アナリストの皆様に事業活動や成長戦略についての理解を深めていただくため、説明会や見学会などのイベントを定期的に開催しています。
2025年12月5日に国道20号新笹子トンネル(山梨県大月市)の現場見学会を開催し、機関投資家や証券アナリスト12名が参加しました。
今回の工事は、著しい老朽化や背高コンテナ車などの通行への支障、ならびに歩行者や自転車通行の安全性に課題が生じている、供用中の国道20号新笹子トンネルの西側隣接地に新トンネルを整備するものです。これにより広域物流への貢献につながることなどが期待されています。
この現場は、山岳トンネルの掘削作業の安全性向上と省人化を実現する統合システムOTISM/TUNNELING®(オーティズム/トンネリング)を試行導入しており、見学会では、AIを活用した地山の評価から発破パターンを作成するブラストスキルAI™や、遠隔での支保工建て込みを実現するクイックテレクター®、ロックボルトの穿孔、モルタル注入、ロックボルトの挿入までの一連作業を遠隔かつタブレット操作で行うロボルタス®などのOTISM/TUNNELINGを構成する各技術について紹介しました。
またトンネル坑内では、トンネル用油圧削岩機「ドリルジャンボ」をコンピュータ制御した「コンピュータジャンボ」により自動穿孔する作業状況を間近で見学しました。
質疑応答では参加者から、山岳トンネル工事における生産性の向上、省人化、切羽無人化による安全性の向上、熟練工に依存しない作業手法の開発など OTISM/TUNNELINGの優位性や他社技術との比較、他現場での今後の展開やさらなる開発への展望などに高い期待や関心が寄せられました。また、粉じんが少なく整然とした施工環境への評価に対しては、現場におけるトンネル坑内の照度や路盤整備などの無事故・無災害で工事を完遂するための工夫について紹介しました。
大林組は、今後も株主・投資家の皆様をはじめとする全てのステークホルダーとの建設的な対話や情報開示の充実に努めてまいります。
