(左から:大林シンガポール取締役 兼 副COO 片渕文隆、大林組常務執行役員 アジア支店長 兼 大林シンガポールCEO Lee Aik Seng、大林シンガポール取締役 兼 副COO Patrick Chia、大林シンガポールHRシニアマネージャー Toh Pei Yung)
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(左から:大林シンガポール取締役 兼 副COO 片渕文隆、大林組常務執行役員 アジア支店長 兼 大林シンガポールCEO Lee Aik Seng、大林シンガポール取締役 兼 副COO Patrick Chia、大林シンガポールHRシニアマネージャー Toh Pei Yung)

大林組では、機関投資家や証券アナリストの皆様に事業活動や成長戦略についての理解を深めていただくため、説明会や見学会などのイベントを定期的に開催しています。

2026年3月25日に大林シンガポール事業説明会をオンラインで開催し、国内外の機関投資家や証券アナリスト43名が参加しました。

 

大林組は1965年にシンガポールに事業進出して以来、都市開発やインフラ整備に携わってきました。現在では現地法人である大林シンガポールが事業展開を行うとともに、大林グループにおけるアジア太平洋地域の各現地法人とのシナジー創出の中心的役割を担っています。

 

大林グループのアジア地域における事業に対して機関投資家・証券アナリストからの関心が高まる中、当日は大林組常務執行役員 アジア支店長 兼 大林シンガポールCEOのLee Aik Seng(リー・アイクセン)をはじめとするナショナルスタッフから、アジア支店ならびに大林シンガポールの役割や事業概要、今後の成長戦略などについて説明を行いました。

 

説明会では、アジア地域における建設投資の成長見通しや、シンガポール建設市場の安定した需要環境を踏まえた事業機会について紹介しました。加えて、データセンターやインフラ関連分野などの成長領域における取り組みや、ナショナルスタッフ主導のマネジメント体制、多様な人材の活用による競争力強化について説明しました。これらを通じ、アジア地域における収益基盤の拡大や、シンガポールを拠点とした事業展開の高度化を通じた持続的な成長方針を共有しました。

 

また、建設現場での自動化技術やロボティクスの導入、シンガポールに設立した研究開発拠点「Obayashi Construction-Tech Lab Singapore(OCLS)」を中心とした技術開発など、大林グループの技術力強化と生産性向上に向けた取り組みについても紹介しました。

 

質疑応答では、中長期的な売上・利益の拡大余地や収益向上に向けた方策のほか、大林組がシンガポールで競争力ある事業運営を確立できた背景や他社との差別化要因について、多くの質問をいただきました。また、日本や北米を含む他地域やアジアの他の子会社への技術ノウハウ・事業モデルの展開可能性、さらには地政学リスクやエネルギーコスト上昇が業績に与える影響についても関心が寄せられました。

これに対し、大林組からは、ナショナルスタッフ主導の事業運営体制のもと、公共工事および地元企業や多国籍企業発注案件の受注拡大による収益基盤の強化など、これまでの取り組みが競争優位性の確立につながっていることに加え、グループ内の技術連携や知見の共有を通じたシナジー創出の取り組み、ならびに現地商習慣に根差したリスク管理体制についても説明しました。

(資料説明はシンガポール現地から英語で行い、日英同時通訳によりオンラインで開催した)

大林組は、今後も株主・投資家の皆様をはじめとする全てのステークホルダーとの建設的な対話や情報開示の充実に努めてまいります。