大林グループでは、機関投資家や証券アナリストの皆様に、大林グループのサステナビリティへの取り組みを紹介することを目的として、2024年度からESG説明会を開催しています。
2026年3月19日に神奈川県横浜市の建設現場にて大林グループESG説明会および現場見学会を開催し、機関投資家や証券アナリスト17名が参加しました。

 

2回目となる今回のESG説明会では、中期経営計画2022で掲げている「カーボンニュートラルとウェルビーイングをビジネス機会とする」取り組みの最前線である建設現場を見学しながら、大林グループの取り組みを体感していただくことをコンセプトとして企画しました。

 

前半のESG説明会では、大林組常務執行役員の富岡孝行および営業総本部カーボンニュートラル・ウッドソリューション部より、大林グループが推進している木造・木質建築の国内外事例、再生可能エネルギー導入のロードマップ、グローバルな人材育成などの取り組みを紹介しました。後半は、国産CLT(※1)を構造体として使用した建設現場と木造の工事事務所の現場見学会を実施。実大モックアップの知見を生かした施工管理、3DプリンターやMR(Mixed Reality:複合現実)技術などのDX技術の活用、安全への取り組み、社員のウェルビーイング醸成に向けた取り組みなどを説明しました。

建設中の現場で足場を前に説明する様子)施工に使用しているCLT(※1)のマザーボード(原板)は、グループ会社であるサイプレス・スナダヤ社にて製造。大阪・関西万博でも使用されたLSB(ラグスクリューボルト)とコネクタ金物による接合部の施工精度を誤差1mm以内で管理している箇所を見学
タブレットを用いて完成イメージを確認する様子)MR技術を利用した品質管理システムholonica(ホロニカ)にて、タブレット上で施工物件の完成イメージを確認
工事事務所内にて説明を行う様子)プレハブ事務所のリース会社と共同で開発した木造の事務所にて、木や緑の存在感のもたらす効果、快適な職場づくりに向けた工夫などを工事事務所の所長が説明

参加者からは、2022年の見学会で紹介した、日本初の高層純木造耐火建築物である大林組次世代型研修施設「Port Plus®」の完成から約4年が経過した中で、木造・木質建築の市場環境やニーズがどう変化したのか、環境配慮型建築における技術開発の課題、木造・木質建築のメリットなどについての質問が寄せられました。これらに対し、国が実施しているカーボンニュートラル推進による市場の発展に向けて、大林グループの強みを生かした技術開発やお客様への提案を通じてどのように貢献しているのかを説明しました。

 

大林グループは、今後も「カーボンニュートラルとウェルビーイング」をはじめとするESGのさまざまな課題に対し、お客様や社会のニーズに応えながらビジネス機会へとつなげることで、持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。
併せて、株主・投資家の皆さまをはじめとする全てのステークホルダーとの建設的な対話および情報開示の充実に努めてまいります。

 

※1 CLT(直交集成板):
CLT(Cross Laminated Timber)は、丸太から取ったひき板(厚板)を並べた層を、各層が互いに直交するように積層接着した製品